パソコンの中には、ありとあらゆるデータが保存されています。
購入した時から入っていたもの、インターネット上でダウンロードしたデータ、または作業して保存した文書、写真など・・ これらのデータはバックアップが必要だとよく言われます。
バックアップとは、データの予備を取っておいて保存することです。
大事な書類も原本だけではなくコピーを取っておきますが、それと同じ様な作業をパソコンで行います。
バックアップするデータには、大きく2種類に分けられます。
まず一つ目は、プログラムファイルと呼ばれるものです。 プログラムファイルは音楽を聞いたり文書を作成したり、コンピューターが動作するために必要なファイルのことです。 ソフトウェアと呼ぶこともあります。
そして二つ目はデータファイルと呼ばれるもので、画像や文書、音楽データなどが含まれます。
パソコンはとても便利なものですが、完璧ではありません。
パソコンは電化製品である以上、長年使い続けると必ず故障が発生します。 これは、他の電化製品と同じです。
パソコンパーツで特に壊れやすいのは、データを保存しているハードディスクです。 パソコンは電子機器ですが、ハードディスクはメカニカルな部分があります。 高速回転している円盤状の記録メディアぎりぎりの位置をアームの様なデータ読み書きヘッドがトレースをして、パソコンで使われるデータの読み書きが行われます。
この「円盤部分」と「データ読み書きヘッド部分」は、機械的な動きなので摩擦が起こり、長時間使い続けていると摩耗が起こります。 摩耗の度合いが進んだ場合には、故障が発生してしまい、最悪の場合、ハードディスクに記録された全てのデータが読み出せなくなってしまいます。
また、故障以外でも些細なことで壊れてしまう場合もあります。
外的な衝撃やホコリ、インターネットを介してのウイルス感染など、様々なことが原因ですべてパーになってしまったなんて話はよく聞きます。
もしパソコンのバックアップを取っていなかったら、中に保存していたデータは全てダメになってしまいます。 しかし、予備のデータが残っていれば壊れていない別のパソコンに移すこともでき、作業の続きをすることだって可能です。
今は写真撮影はアナログフィルムではなくデジカメが主流です。 子供の成長記録を動画で撮っている方も多いですよね。 もし、バックアップをとっていないと、そういったデータも一瞬にして消滅してしまうおそれがあります。 子供の運動会などのイベント行事で撮った写真や動画も消えてしまったら全く意味がありません。 昔なら、写真はアルバムに保存をしていましたから、火事にでも合わなければ消失することはありませんでした。 ですが、デジタルデータが主流となった今は、ほとんどの方が写真の閲覧は専用画像閲覧ソフトを使って見ています。 そうするとバックアップを取っていないでハードディスクが壊れてしまうと、復旧がかなり難しくなります。 壊れたハードディスクを修理する専門業者はいますが、必ず100%のデータが復旧できるとは限りません。 ですから、大切なデータは必ず予備のハードディスクや大容量USBなどに保存をしておく必要があります。
プライベート用のゲームパソコン、ビジネス用のオフィスPCなど用途に関わらず、大事なデータを完全に失ってしまわないようにするにはバックアップが不可欠です。 ここではパソコンを使う上でとても大事なデータのバックアップのことについて、色々と学びましょう。
●コラム
・パソコンを使った街角の占い
自分の住んでいる街には、繁華街の一角の路上でおばさんで手相占いをしている人がいます。
自分が繁華街に行った時は、いつも暇にしているのだけど、見てもらおうと言う人がいるのだろうかといつも思います。
繁華街と言っても小さな町なので、どうせ路上で占いをするならもっと人通りの多い所でやったらと思うのだけど。
日本はあまり占いを信じる人はいないと思うので、ほとんど収入になっていない様な感じがします。 これが台湾のように信仰心なあれば違うんでしょうけどね。 占いも近いうちにインターネットでスカイプを使ってやる時代が来そうです。 もしかしたら、そういったことをやっている占い師がすでにいるかもしれません。 占い師もパソコンなどの最新電子デバイスを使いこなせないと生き残れない時代となりそうです。
インターネットを使ったオンライン占い師で、夜間営業をやったら流行りそうですよね。 ライバルの占い師は夜間は、まずやっていることは無いでしょうから。 Skypeで音声とカメラ画像を配信すればパソコンを使ったオンライン占い師は十分に可能だと思います。 これってかなり良いアイデアですよね。 手相や人相占いの場合は、占う相手のパソコンにもカメラが付いていないとダメですけど、星座占いやタロット占いならカメラは不要で相手のパソコンにマイクさえ付いていればできます。 また、パソコンが無くてもスマートフォン本体があれば、パソコン+マイクすら必要ありません。 [追記]